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ギリシャ医学(イスラーム医学)
三大伝統医学のひとつ「ギリシャ医学」と言えば、ピポクラテスが有名です。
ピポクラテスは、「現代医学の父」とも言われており、このことからギリシャ医学こそが現代医学の基礎となったとも考える事ができます。
ページタイトルでは「ギリシャ医学」と書きましたが、このギリシャ医学をもとに西洋医学とは異なる発展を遂げたのがイスラーム医学(アラブ医学)であり、伝統医学という分類ではイスラーム医学(アラブ医学)の方がふさわしいという意見も多くあります。
イスラーム医学では、人体は食物が変化した4つの体液(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁)を中心に構成されているという考えを基本にし、病気とはこの4つの体液のバランスが崩れた状態であると考えました。
この考え方にしたがって、例えば血液の温度が下がった場合は温める、上がった場合は冷やすといった様に「冷・熱・湿・乾」の薬を処方して4つの体液の状態を整える事が基本的な治療法とされています。
この様な、考え方は他の地域の伝統医学にも見られるものであり必ずしもイスラーム医学独特のものとは言えません。
またイスラーム医学の発展した中東地域が薬剤の材料であった植物の採取しにくい乾燥砂漠地帯であり材料の調達が他の地域からの交易によってまかなわれた事などからも、イスラーム医学が、当時交易のあった近隣地域の伝統医学の集大成であったとも考えられています。